専門職見守り事業
世田谷区では「専門職見守り事業」という独自の取り組みをしています。
世田谷区社会福祉事業団では世田谷区の先駆的な取り組みを委託される事が多く、この「専門職見守り事業」も社会福祉事業団で引き受けています。
対象となるのは、今はまだ要介護認定など受けていない方で、今後必要となるかもしれない方。
こういった方に対し、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター、通称あんすこ)からの依頼で専門職(PT、OT、ST、管理栄養士など)がご自宅に伺います。
そこで環境調整(住宅改修や福祉用具)、介護サービスの提案、日常生活でのアドバイスなどをその場で行うのですが、
私自身も依頼される事が多く、先日も「あんすこ」さんから相談を受けて伺ってきました。
その方は今はまだ1人で外も出れて自宅でも自立しているものの、関節の痛みや将来への不安で悩まれていらっしゃる80代の女性。
その場でお話を伺い、お身体の状態を確認させてもらい環境調整と日常生活でのアドバイスなどをご提案。
ご本人は自覚していないだけで、意外と習慣にしている事が身体にとっては負担を増大させているケースは多々あります。
訪問終わりに、
旦那さまから一言
「今日は良い1日だった」
たった一回お会いしてアドバイスするだけで、
その方の介護予防に繋がると思うと、
【予防は本当に価値がある】
改めて実感しました。
今日も幸せな1日でした。